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ぼくらは「数学」のおかげで生きている

「素晴らしきサイエンス」シリーズ第2弾!

著者 柳谷 晃
ジャンル 生活実用・教養 > 教養 > 理工読み物
書店発売日 2015/08/21
ISBN 9784788911444
判型・ページ数 4-6・190ページ
定価 1,540円(税込)

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目次

序 章 そもそも「公理」や「定理」って?

PART1 ぼくらは大昔から「数学」に助けられてきた!
・税金徴収のために磨かれた「面積の公式」  
・知られざる東西「円周率」レースの勃発
・大工の武器としての「平方根」

PART2 「数学」を通して日常のアレコレを考えてみる
・取扱注意!! 下手な議論に使えない「背理法」
・「等比数列の和」とネズミ講の恐怖
・トルーマン落選を予想した「統計法則」

PART3 お金にまつわる「数学」
・利子計算は「%」の発明で超シンプルに!
・「等比数列」によって膨れ上がる借金
・「期待値の公式」とギャンブルの心構え

PART4 自然科学やテクノロジーの「数学」
・ホームランと「運動エネルギーの法則」
・携帯電話は「四色問題」によって混線しない!?
・バーコードを成立させる「2進法」

PART5 あの有名な「定理」はホントに役立っているのか?
・「フェルマーの定理」が数学にもたらしたもの
・「グラフ理論」とオイラーの一筆書き
・たった5つの図形を導き出す「オイラーの多面体定理」

内容紹介

世界一有名な定理である「ピタゴラスの定理」も、
意識せずに使っている「インドアラビア数字」も、
未知数を「x」とする発想も……、
「数学」は大いにぼくらの役に立ってきました。
受験のために勉強して終わりじゃ、モッタイナイ!

成り立ちや、使われ方から読み解く、
「数学」のおもしろさ。


【著者紹介】柳谷晃(やなぎや あきら) 
早稲田大学理工学部数学科卒業、同大学院理工学研究科博士課程修了。
現在、早稲田大学高等学院数学科教諭、早稲田大学理工学術院兼任講師、早稲田大学複雑系高等学術研究所研究員。専門は微分方程式とその応用。研究・教育のかたわら、数学をその背景をなす歴史や社会とともに魅力溢れる語り口で語ってきた。
おもな著書に『数学はなぜ生まれたのか?』(文藝春秋)、『天才数学者たちの超・発想法』(大和書房)、おもな翻訳書に『掟破りの数学』(共立出版)などがある。